IV『なんだか無性に眠たい😶🌫️』 『無理しすぎよ。私が渡したマナは口にした?』 IV『一応は』 『それなら大丈夫。強い魔法を使って身体に反動が来るかもしれないけど、ひとまずは安心だわ。』 IV『貴女は平気なの?』 『私?幸いこっちの世界は魔法に使える触媒がたくさんあるから、不自由ではないの。 それに引き換え、元いた世界は大変だったのよ。 なかなか魔力も溜まらないし、後輩二人は気が強い上に お節介だし すぐガミガミいがみ合うし… まあ、そこも含めてわたしは楽しかったけどね』 IV『またゆっくりその話聞かせてね。』 どうやらおぶったまま、IVは寝てしまっていた。 『…貴女を助けてみせる。でないと、わたしがこの世界に 来た意味が無いから… だから、少しの間だけ私に任せてね、おやすみなさい。』