1995年3月6日、自分はこの世に生を受けました。 左右逆の心臓と、心疾患を持って。 医者から「この子は長くない」と言われていたそうです。 そもそも、先天性の時点で、揺り籠から墓場は限りなく近くにあるものでした。 気付けば病院で走れるくらいに成長していました。 関係者は皆、奇跡を見ていたようだそうです。 小学校、中学校時代は酷い環境の元で暮らしていました。 周りはDQNだらけ。奴らが言う"冗談"が嫌いだった自分は、すぐに虐めの対象になりました。 毎日が嫌いでした。 そんな中、数少ない友達と外へ遊びに行くことが、何よりの楽しみでした。とある公園を拠点にしたり、ちょっと遠くまでゲーセンへ行ったりしました。 友達と居られる時間が、何よりの楽しみでした。 しばらくして、一人の友達がとあるゲームを見せてくれました。 "音ゲー"です。 実際は小学校低学年の時に自分もやったことがあるゲームのアーケード版でした。彼は当時の高難易度譜面を軽々叩ききっていました。 彼を見て「かっこいい……!俺もここまでやってみたい!」と思った時、自分の音ゲー人生の始まりでした。 BEMANIには、jubeat ripplesから入りました。 その後、別の友達の影響で弐寺やポップンを始めました。人とゲームをすることが、あれだけ楽しいと思わなかったです。 高校生になってから、DDRはX2からスタートしました。誰よりも弱い自分が、誰とも同じように身体を動かして遊べる。そういう快感と感動を覚えた瞬間でした。 DDRerになってから約4年、健常者とか障害者とか、そんな壁を乗り越えて取ったこの称号を報告します。 2014年12月29日、午後7時39分―― 俺が、心疾患足神だ!!