こんばんは! 今日は、ちょっと真面目な話します。 画像の件は、後に触れるとして・・ 先日、自分のホームのゲーセンへ行ってた時のこと・・ いつも通りに、jubeatエリアに向かうと 普段見かけない子が1人、先にプレイしてました。 その子は、jubeatが空いてないとき用の待ちイスを、筐体まで運んで、座りながらプレイしてて、思わず目が釘付けになりました。 しばらくは見てるつもりでしたが、たまたまその子の隣が空いたので、自分も横でプレイ開始 暗証番号やらなんやらの画面通過しつつ、隣を見てたら、急に片手でプレイし始めたり・・ うまいなぁって思いながら自分の画面見ようとした時でした 良く見たら、その子の右手は、手首から先がありませんでした。 先天性疾患だと思いますが、そんなことを感じさせないくらいの動き、腕前に、正直感激というか、涙腺ゆるくなりました。 と、言うのも、きちんとした理由があります 画像の通り、俺も、生まれつき、右手に障害を持ちながら産まれた 俺の場合は、右手の中指、薬指がくっついて、画像のようにくの字に折れ曲がったまま、4本指で産まれました 幼少期から毎年、骨の成長と共に、入退院、手術を12歳まで繰り返し、指を5本に分け、担当医のせめてもの願いとして、曲がったままの指をまっすぐにするために、色々手を尽くしてくれました が、結果は変わりませんでした。 担当医は、もう少しどうにかしてくれようとしてたみたいですが、俺はもう、指が5本になれただけでも幸せ、このままでいいと、断りました。 幼少期、特に小学校の頃は、いじめの絶好の標的でした。 右手は常に包帯が巻かれ 箸の持ち方も、一人だけ違う 鉛筆の持ち方、体育の出来る範囲の制限 運動会も出れない 周りが出来て当然の事ができない 色々ありました もちろん、やり場のない怒りは、両親へ向けるしかなかった 『なんでこんな指で生まれてきたんだ!産んだんだ!』 両親の返答はいつも変わず 『それは、神様が〇×に与えた試練、課題。人が生まれてくることには、必ず生きる意味がある。それをみつけなさい』と。 当時は意味がわからず、ずっと喧嘩ばかりでした だけども、 入院を毎年繰り返し、 同い年くらいの友達との6人部屋での楽しかった思い出は、今でも忘れられないです。 自分は形成外科でしたが、周りの子はみな、喘息や困難な疾患、それぞれ抱えてる障害が違いました 夜中に患部が痛み、泣きじゃくる子をみんなで慰めたり、ナースさん呼んだり 小さいながらも、普通の健全な人では経験できなかった事を、俺は経験できてたんだと思います。 その中でも、一番忘れられないのは 6人のうち、一人を目の前で亡くした事。 多分、発作だったと思いますが、医師の健闘も届かず・・ そのつぎの日、すっかり顔なじみになった、その子のお母さんから言われた一言 『うちの子のこと、忘れないであげてね・・・・みんな、元気になって、困ってる人いたら、助けてあげられるような優しい人になってね』 泣きながら言われた、あの言葉は未だにフラッシュバックします。 そこで初めて、俺が障害を持ちながら生まれてきた意味を理解し始めました 人よりも大変な人生の分、辛さを知ってるからこそ、人に優しくできるようになるのかな、と 話は反れましたが 隣でプレイしてた子が終わり、俺の後ろで待ちイスに戻って、しばらくすると、俺は視線を感じてることに気がつく 俺の指を見て、多分、同じような障害を抱えてる人がjubeatしてるのが、珍しかったんじゃないかと思う プレイ終わるまでずっと、斜め横後ろから見てた んで、俺がプレイ終わって振り向くと、気まずそうに帰りはじめたんで、思わず 『お疲れ様!』 言ってみた そしたら、びっくりした顔で、こっちに戻ってきて一言 『お互い頑張りましょう!ありがとごさいます 』 会話はこれだけでしたが、俺はすごい、胸が熱かった 多分この感覚は、俺にしかわからない 言葉に表すなら 嬉しかった、本当に 同じような障害を抱えてもなお、健全な人以上にがんばってる人達がいる あなたの身の回りにも居るかもしれません どうかその人達を、偏見や差別ではなく、温かい目で見守ってあげてほしいです。 俺も頑張ります(・∀・)