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- 鹿野苑(ろくやおん)
- 12分前楽しい交流をありがとう。
全国の麻雀愛好家の皆さんおはようございます。
このところ、自摸と配牌とのいずれもがことごとく自分の思惑を外れ、苦渋の闘牌が、打ち続いておりました。
高校生の時分、漢文の授業で【時に利あらず騅逝かず】という一節を習いました。「ときにりあらずすいゆかず」と読みます。史記(項羽本紀)に記された有名な一節です。
垓下(がいか)の戦いで、漢軍に包囲された項羽が、愛馬である騅の歩みださぬさまを嘆いたという故事にちなみます。志と違って、物事が思い通りに行かなく、苦境に喘ぐことを云います。
私の情況を絶妙に言い当てて、もののあはれを感じます。
写真は、その情況をからりと払拭した、昨夜の和了です。死中に活を求め、闘牌苦界の泥中より、太陽のような今日の日の活力を掬い上げた渾身のツモ。
続いてゆく生命と生活。
そのパワーを象徴するかの「北」でありました。
2024年5月10日